■入来麓

鹿児島には「知覧」「出水麓」「入来麓」の3地域に武家屋敷があります。

そのひとつ、「入来麓」にやって来ました!

「入来麓」は中世の山城である「清色(キヨシキ)城」を背景に、すそ野に地頭館(お仮屋)を置き
東に流れる桶脇川(清色川)との平地を中心的居住地域としています。

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麓の町並みは玉石垣群と生垣等(お茶が多いです)で区画され、外から目えないように
設計・建築されており、今でも武家屋敷の名残をとどめています。

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「清色城跡」は中世薩摩地方の在地豪族として活躍した「入来院氏」の居城跡です。
今は朽ち果ててはいますが、シラス台地の切り立った空堀跡は
山城の面影を色濃く残しています・・・・

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本丸跡には居城の痕跡はほとんどありません・・・・木々が茂り、供養の祠が祀られてあるだけでした。

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麓に戻って来ました・・・・「旧増田家住宅」が修復保存されています。

増田家は代々眼科医の家系だそうです。
案内の方が在中し歴史や建築方法などを説明してくれます。

この地方独特の「おもて」と「かなえ」の2つの棟からなる別棟型民家です!

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面白いのは2棟をつなぐ「樋」で、棟と棟との間に竹の横樋が設けれています・・・・

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室内から見ると竹の横樋が見出しとなっていて、2棟をつなぐこの廊下を「樋の間」と言うそうです。

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「おもて」と「かなえ」には段差があります・・・・

格の違いや敬う気持ちから『敷居が高い』と言う言葉がありますが、
客間とも言える「おもて」の間の”あつらえ”は「かなえ」とはずいぶん違います。

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「おもて」の間の釘隠し鋲にも工夫が凝らしてありましたよ!

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外には2棟、別棟がありました・・・・

ひとつは「浴室・便所」棟、そしてもうひとつは「石蔵」棟です。

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建築的にもとても参考となりました・・・・地域には地域に根ざした建築があるんですね~


家に残してきたpanが気掛かりです。
高速、鹿児島道のサービスエリア(桜島)には先日の残雪が積まれていました。
やはり鹿児島は宮崎に比べ寒いですね~

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by littlepan3 | 2016-02-02 14:15 | ■ひとり言 | Comments(0)
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